2022年4月2日土曜日

東海自然歩道を行く 6 鷹峯源光庵前(玄琢)~鞍馬~大原

2022年3月29日

青春18きっぷ利用

多屋5:49++6:13太田川6:17++6:30金山6:39++7:19大垣7:25++8:00米原8:18++9:13京都9:23==10:10鷹峯源光庵前BS…11:15高橋…11:30山幸橋
…12:15夜泣峠12:40…13:00二ノ瀬…13:30鞍馬…14:00薬王坂…14:20静原…14:55…江文峠…15:50寂光院16:00…16:12大原バス停16:13==17:30京都駅18:01++18:58米原19:05++20:16金山20:35++21:01常滑

京都市バス 230円
京都バス  560円

 前回ゴールした鷹峯源光庵前BSからスタート。尺八池の縁を通るまではよかったのだが、大宮の市街地で完全にコースアウトしてしまった。
 碁盤の目のような市街地の1~2本東の通りを歩いているのはわかるのだが、面倒くさいので方向だけ合わせて鴨川のほとりに出るまで東海自然歩道と並行の道をひたすら北へ向かうこと45分ほど、やっとこの標識に合流した。市街地歩きのむつかしさを痛感する。山道のほうがしごく簡単だ。




鴨川の流れ、不法投棄多し、残念!
かぐや姫の「かも~の流れにうつ~る~あな~たのすがた~♪」です。

杉の伐採で丸裸の斜面が痛々しい


大岩分岐、この先でやっとアスファルト歩きから解放される。


やっぱり植林でないほうが好き。

夜泣き峠 着



本日のランチ、例によって京都駅の駅弁。期間限定「春のかさね箱」
京都の竹林から収穫されたタケノコ。

二ノ瀬集落に降りてきた。叡山鉄道鞍馬線のかわいい電車が通過していく。
静かな二ノ瀬集落


貴船神社への鳥居。今回はパス

鞍馬寺の山門前石段下より、40年ほど前に勤務先の慰安旅行で来た頃を思い出す。
松の根っこが印象的だった。源義経が天狗から修行を受けたという伝説で有名。霊験あらたかそう。今日はここから、あれやこれやと願い、祈りながら手を合わせた。

土産物屋を通り過ぎると静かな山間の鞍馬の集落となる。まだ少し早い桜。


薬王坂へと向かう登山口

登山道は歩かれた頻度によってどんどん掘れてくるのだろう。こんな道をもう何千回歩いただろうか。
京都トレイルと重複するこの区間はすれ違う登山者が4組ほど。さびれた東海自然歩道よりも京都トレイルのほうが人気が高いようだ。

薬王坂に到着。いわゆる峠であった。


山坂を下ってたどり着いた静原集落の端の端、朽ち果てそうなバンガローが並ぶ。

田園の中に静原の家並み

静原集落を越えると、里山の杉の植林帯に入っていく。

京都金毘羅山の入り口に到着。このうえはクライミングのメッカとしても有名。会の山仲間も結構通っているようだ。

車道を横切る最高点の江文峠。道は杉の植林帯の下り道。

大原に着く。村はずれの伝説地、乙が森の祠

大原寂光院に寄ってみる。拝観料600円。
平家と天皇の関りを知る。平清盛の娘、建礼門院のゆかりの地。
壇ノ浦の戦いで敗れ、幼い実子安徳天皇とともに入水するも、源氏に救い上げられ自分だけ助かり、再び京都に戻り、この寂光院で菩提を弔い、ここが終焉の地となったという。


ここから大原バス停まで13分後のバスに乗るために駆け足で向かう。足が上がらない。

今回は気が付けば峠を3つ越した。平安の歴史をつなぐ道も、趣があってよかった。
しかしながら京都は多くの神社仏閣をめぐると拝観料だけで交通費を上回ってしまいますね。


 平面距離   21.4km 沿面距離   21.6km 記録時間    05:57:24
最低高度   94m 最高高度   383m
累計高度(+) 1,018m  累計高度(-) 938m
平均速度    3.6km/h 最高速度    11km/h
消費カロリー 2656kcal