2013年11月24日日曜日

【美浜町最高地点】老眼山と【南知多町、知多半島最高地点】高峰山

11/23は勤労感謝の日、仕事があるということは幸せなことである。
これは自営業者としての真骨頂である。

今年最後の連休は2日続けて知多半島をポタリング。昨日は武豊町の最高地点警固山と美浜町の一等三角点鍋山を訪れた。
今日も小春日和のいい日のようなので、さらに知多半島を南下して、美浜町の最高地点、老眼山111.0mと、南知多町の最高地点高峰山128.5mを目指すことにする。
自宅を10時に出発。近場はこれがいい。
しかも手作りのおにぎりをトレラン用のリュックに入れた。
まず、美浜少年自然の家という、愛知県の研修施設に向かう。この施設のハイキングコースに老眼山がある。

キャンプファイヤー場から続くハイキングコースを上がっていくと、老眼山への分岐に出合う。しかし老眼山とは、自分の最近の目の劣化をつかれた様でなんとも・・・。山名の由来など知りたいものだ。
木で土留めされた急こう配の階段を下ったところで、電チャリをデポ。あとは歩きできつい階段を一気に上がると山頂に着いた。

低山なのであっけない。
老眼山山頂

野間村二等三角点

気が付けば、老眼山はきれいな双子峰だった。







さて次は南知多町の最高地点であり、知多半島の最高地点、高峰山を目指す。
この山は知多半島の最高地点であるにも関わらず、前述の熱田労山監修の「愛知の100山」には載っていない。
実は高峰山はかつて「内海フォレストパーク(1982~2003)」として、バブル全盛期にはフィールドアスレチック、ディスクゴルフ(いずれも死語か)や芝生広場などのレジャー施設があり、アウトドア型のテーマパークとして名鉄が経営しており、海岸線の駐車場からロープウェイ(このロープウェイは日本一の斜度という歌い文句だった。)を使って一気に山頂公園にアクセスしていたのだ。
内海フォレストパークのHPの残骸
 http://web.archive.org/web/20031007223832/http://www.gld.mmtr.or.jp/~forest/
ロープウェイの往復と入園料で1000円を払わないと到達できない、レジャー施設の一隅の山頂であったのだ。

前置きが長くなった。というのも今はどうなっているかというと、ジャ~~ン。

閉鎖というか、封鎖というか・・・・。
かつての従業員が利用していたであろう、内海東端からの山道から向かうと完璧に両サイドさえ20mほど手前から網で封鎖され、横入りも許さぬ!といった構造物が設置してある。
前地権者の名鉄といい、南知多町といい、なんともやるせないというか、知多半島の住人としてかつ、一登山者として腹立たしくも悲しくも思えてきてしまう。
これも開発、営利、というどうしようもない事実を突き付けられたようだ。
施錠されたゲートには無断侵入者には罰金10万円いただきます。とのお触書まである。

内海フォレストパークが閉園して10年。ネット上にも昔の情報しかなく、廃墟になっているとかいろいろ言われているが、果たして今はこの奥がどうなっているのか。
いや奥はどうでもいいのだ。知多半島の最高地点の三角点が踏みたい。風光明媚な山頂に立ちたい。それだけなのだ。

この封鎖を突破する気にもならず、地形図を見る。
利屋から西村に伸びる破線が目についた。高峰山山頂から北東に400mほど離れている。

余談であるが、地形図に破線の残るのは南知多町と美浜町ぐらいで知多半島の破線はもうほとんどなくなってしまった。

とりあえず行ってみるかということで電チャリをUターンさせ下り坂を飛ばす。
人生下り坂サイコ~~である。

利屋(とぎや)からミカン畑のあるため池を過ぎると、一気に道が山道になり怪しくなってくる。いよいよ破線に突入した。それでも踏み跡はしっかりしているので、なんとか電チャリを強アシストにしてこいで行ける。道幅は人がかろうじてすれ違えるほどだ。

細い竹の伐採跡にタイヤを乗せないように慎重にこぐ。
気が付けば両脇の木々には樹名の表札がペンキのハンドメイドでほほえましく架かっている。
そして手作りの標札が・・・・。

矢印に導かれるように進むとツタで覆われたアスファルトの道に出た。
ツタが絡むのでチャリをデポ。さらに進むとブルドーザーで押し寄せられたと思われる、ぐちゃぐちゃになった巨木の塊が行く手を阻む。相当の量だ。
この木々の残骸をなんとか乗り越えて見える風景に愕然とする。

そこにあったのは高いフェンスで囲まれた広大なソーラー発電所だった。
人の侵入を拒絶した理由がこれだったのか。

フェンスを遠巻きに回り込んで、三角点を目指す。やぶ漕ぎである。
しかし、草ぼうぼうの三角点付近は必死で探したにもかかわらず。笹とツタの入り混じる場所で、よくある三角点を大事にしようという白い標柱と、昭和初期に建てられた「伊勢山頂上高峰」の石柱しか見つけられなかった。


GPSでは間違いなく踏んでいるのだが・・・・・。

昔の三角点の画像がネット上にあり確かめてみると、地面すれすれに頭だけ出した三角点であることがわかった。きっと地中に埋まってしまっているのかもしれない。
三角点探しに疲れて、ふと頭をあげると伊勢湾の風光明媚な景色が目に映った。


地権者の範囲はソーラーの部分だけかそれともこの三角点も含むのかわからない。
いずれにせよ知多半島の最高地点は一般人から手の届かないところに行ってしまったようだ。
もうここには来たくない。もう二度と来ないだろう。なぜかそんな思いが強くなった。

帰宅してから調べてみると、利屋から西村に抜ける破線は「内海、山海まちづくり協議会 きずなの会」という団体が「利屋、西村古道」として里山を守る活動の一環で何とか歩けるように整備を続けているそうだ。頭が下がる思いで、陰ながら応援させていただきたい。

高峰山128.5m、知多半島最高地点。低山ながら知多半島では高きが故にいわくのある残念な山。
南知多町の山としては、この高峰山ではなく、標高124.9mの大泊にある「富士ヶ峰」を紹介しているものが多い。
ここは僕は未踏だ。富士山が見えるらしい。知多半島の最高地点は脳内ではここにしておこうか。
いや、しかし、やっぱり・・・・・・。


複雑な思いで海岸線を漕いで帰路につけば、もう夕陽は鈴鹿山脈のはるか南に沈みつつあった。もうそんな季節になった。

 詳細コースなどはこちら↓
 美浜町、南知多町 最高地点 | Garmin Adventures

2013年11月23日土曜日

【武豊町最高地点】警固山と【美浜町一等三角点】鍋山


常滑から味覚の道を通って小鈴谷から広目東部丘陵の畑地帯を行くとイチジクやミカンの栽培が多くなってくる。
そんな畑の農作業用具置き場として利用されている面白いものがあった。
畑の地主にお会いして話を伺いたいものだ。




広目の丘陵部を小春日和の風を感じながら走ると、あっという間に武豊町に入り、丘陵部の武豊町自然公園についた。

 ここはもうずいぶん前から整備されて、
知多半島内では好きな公園のひとつである。
なんといっても、自然がそのまま残すように設計されているので、故郷常滑などで失われてしまった 里山の雰囲気がある。

 初めてクロスバイクで走ってみたが、これがまた実に走りやすく、階段も半分ぐらいは乗ったまま上り下りできる。
山道も走りやすく実に快適で楽しかった。四季折々にお手軽な里山として、訪れたい思いが留まった。
 ただし遊歩道なので歩行者にあったら下りることが肝心。
 
 この自然公園から武豊町最高地点の警固山83.6mへと向かうことができる。

 道も里山の尾根伝いの未舗装の車道で面白い。途中にイチョウの真っ黄色に出会う。銀杏でも栽培しているのだろうか。

 警固山は源頼朝が野間で討たれた父義朝の供養の際、見張りの警護に使った山との伝説があるようで、それが山名の由来となっているようだ。
警固山山頂83.6m

 山頂には大きな電波塔が二基そびえている。

 東は碧南の火力発電所、西はセントレアと三河湾、伊勢湾と双方の海が見渡せる。
電波塔が邪魔だが、いたしかたない。
三河湾方面
伊勢湾方面

 その後、知多半島道路の側道から美浜町オレンジラインに向かう。
 オレンジラインとは知多半島を名鉄河和口駅から、知多奥田駅まで横断するハイキングコースとして設定されている。
標識の上には鵜のオブジェがかわいい

 途中には三河湾国定公園の「鵜の池」とか一等三角点の「鍋山」通過していく。
  今回はオレンジラインの一部を使って、知多半島唯一の一等三角点鍋山へ行ってみることにした。 まさか知多半島の山の最高地点ではないところに一等三角点があるなんて思いもよらなかった。しかも標高81.6mの低山。
地形図では海抜81.6m
1等三角点


 展望は伊勢湾方面がよい。 オレンジラインに戻って走る。竹林や紅葉の道がいい。
鍋山あたりの紅葉
 天然記念物の鵜の池ではヒッチコックの映画を思い出させるような鵜の生息地でびっくりする。
鵜の池


 この辺りから知多半島南部に入ってくるわけだが、里山の自然が多く残る知多半島の丘陵地帯を行くルートとしておすすめコースだ。
小鈴谷漁港から着陸する航空機を望む

軌跡など詳細は↓
武豊町最高点と美浜町一等三角点 | Garmin Adventures

2013年11月21日木曜日

【阿久比町最高地点】峠ヶ峰74.9mへポタリング

阿久比町の最高地点、「峠ヶ峰」74.9mへと向かう。
ネットの情報によるとこの辺りは旧尾張藩の直轄林で「鎗場山御林」と呼ばれていたようだ。



久米の集落を抜けて旧半田街道へと向かうと、やがて半田池のわきを通る。
この池はかつてアマチュアのボートレースの池として、名が通っていたが、今ではその面影もない。
半田でも1.2を争うため池である。



今日の半田池は干上がってしまっている。いつもは水を満面にたたえているのに。
レジャーを禁止を知らせる看板もあった。

この半田池を南から回り込み東の小高い山峠ヶ峰を目指す。
池の東側はもうすでに阿久比町となっていた。

東から回り込む実線の道は草ぼうぼうで廃道に近い。
いったん戻って小道に自転車を止めて南側からアプローチして、薮山に突っ込んだ。
この斜面をよじ登って薮に突っ込む

なかなか手ごわい薮である。

ツタに足を取られ、茨にひっかけられて高地高地へと歩を進めると、造成地の崖の上に三角点があった。
峠が峰四等三角点

低山ながらやぶが激しく、ズボンがひっつきむしの種だらけになってしまった。

この種を取るのに時間がかかったが、これも里山の趣と割り切って帰路についた。


軌跡などは↓
阿久比最高地点峠ヶ峰 | Garmin Adventures

2013年11月16日土曜日

【常滑市最高地点】高砂山87.0mへポタリング

【自転車】常滑市南部丘陵地帯から海岸線を行く

最近自宅の前を疾走していく自転車が多い。
知多半島一周サイクリングでもしているのか、格好いいサイクリングスーツに身を包み、ブームにでもなっているんだろうか。
常滑市内をサイクリングしている若者を見ると、県道を疾走していくが実はサイクリングに適した道がほかにもあるのである。
愛知の百名山という本が熱田労山から出版されて久しい。その中に、常滑市唯一収録されているのが本宮山86.7mである。

この山は初詣などで賑わい、常滑では有名な山だが、実は常滑市の最高峰は大谷の東にある高砂山87.0mである。

高砂山の山岳信仰の名残

ここの石像は廃仏毀釈、山岳信仰の禁忌から逃れたようで、全国でよく見かける、石像の首を打ち落としたものは無い。

最近整備され車でも登れるようになったが、まだまだマイナーな山である。
以前訪れた事があるが、今回は自転車で訪れてみた。

三角点も探してみた。山頂公園は展望台など中部国際空港などの眺望がすばらしい。

公園の南の藪に続く地道に三角点があった。



ここからさらに坂を下ると遊歩道に続く。
自転車を引きずりながら下りると田んぼのあぜ道に出た。そこには愛知用水がある。

そこから最近できた産業道路の延長の道を坂井地区の小脇公園へと向かう。
ここはバーべキューハウスがあり、お値打ちにバーベキューが楽しめる。
なんといっても後片付けいらずがいい。
小脇公園


小脇公園から坂井海岸に下りる山道を下る。
そこから海岸線を 忠実に常滑市街地まで走ってみた。

堤防上を行くのであるが、これがまたサイクリングフリーウェイと呼んでもいいような素晴らしい道だ。
樽水漁港からセントレアに沈む夕陽


市民の散歩道にしておくにはもったいない。

りんくう前島を走って自宅に戻る。

常滑ポタリング、旧国道、県道を走るだけでは実にもったいない、ただしロードよりもクロスバイクのほうがおすすめの道である。そんなわが故郷をポタリングしてみた。

軌跡など↓

常滑市南部ポタリング | Garmin Adventures

2013年11月4日月曜日

霊仙山麓河内風穴と多賀大社へ

11月3~4日の連休は雨模様で楽しみにしていた御在所岳前尾根クライミング予定もつぶれ、家でダラダラしていたが、急遽女房と娘で紅葉を見に行こうということになった。
愛知県で紅葉の名所と言えば「香嵐渓」である。
どうもそのあたりへ行きたいようだが、鈴鹿にいいとこがあるよと言って車を名神高速から滋賀県に向かわせた。

12時に伊吹のパーキングエリアでカツ丼定食をがっついていると、突如雨が降り出した。
目指すは鈴鹿の秘境と勝手に名づけている権現谷林道である。

ふと思いついたのが「河内風穴」であった。
霊仙山界隈へはかなり入り込んでいるのだが、ここはいつも素通りである。
御池岳の穴、鈴北岳の穴、近江カルスト台地の穴と巡ってはいるが、河内風穴はまだ未踏のアナであった。
登山で行ってもどうせこんなところには寄るはずもなく、今回が絶好のチャンスと思い付きではあるが、二人の了解を得ていくことにした。

権現谷を流れる水はいつも不思議に青くて感動する。
そんな川沿いに進むと河内の集落についた。
駐車場へのおばちゃんの手招きに応ずるまま、車を駐車する。
「駐車料金で400円となります。」
このシチュエーションはなんとなく予想はしていた。
それでもやさしいおばちゃんで、奥のほうから傘を持ってきてくれて3本貸してくれた。

「入場料おひとり500円いただきます。」
しめて1900円の出費である。でも今日は覚悟してきてるんだから良いのである。
むしろ想定内の金額である。

さて、神社の裏側に回り込み沢沿いの道を行くと、やがてコンクリートの歩道は山の斜面を上がりだす。
ありゃ?行き止まりだぁ!と思ったらかがんでくぐれるぐらいの穴がぽっかり。


をいをい!なんだよ~と通ってくぐってみると!なんとそこは衝撃の空洞がっ!



高さ3階建て分ぐらいの高さで広い空間にいる自分に気づく。
足元は人の頭ぐらいの岩がゴロゴロ。広さは50mプールより大きさそうだ。
あまりの空間に感動してしまった。



お客さんもパラパラ入ってくるし。
きわどい鉄の梯子階段を2階に上がると、鉄の扉で封鎖された穴があった。


鍾乳洞ということだったが、目を凝らして探してみたが、公開されている場所には鍾乳石はなかった。
どうもこの奥に鍾乳石や、シアターホールと呼ばれるもっと大きな空間があるらしい。これが見られないのが残念だ。



自分に一番性格が似ているという末娘は洞窟が大好きらしい。


あの空間は見る価値があると思う。思った以上に感動してしまった。ただし入場料は覚悟してね。
画像ではその広さを伝えられないのが残念だ。

日本で4番目に長い洞窟らしい。これも知らなかった。
恐るべし、河内風穴

帰路は権現谷林道を保月~杉~栗栖と通って紅葉を堪能して帰った。
帰りは多賀大社によって長寿のお参りをした。
15年ぶりの多賀大社だ。


糸引き餅は元祖と総本家どちらで買ったら正しいのだろう?


と考えていて、二軒1個ずつ買った。賢い選択だったと自画自賛。

山のアナアナ~~の一日であった。